レッスン料が5000円というのは、お安いらしいです。
しかし、安かろう悪かろうといういい加減な心構えでの設定ではありません。
私が高校生の頃に師事していた先生は、出身音大の既に退官なさった老先生でした。
こういう先生に習う場合のレッスン料は、当時の相場で1万円/1時間でした。
お月謝ではなく、1回のレッスンのお値段です。
ところが、この先生は「遠くから来るのだから」と毎回3時間超のレッスンをして下さったのです。
レッスン料は1万円のままで。
時間が惜しいからと間で一度も休憩することもなく。先生の熱意は3時間変わることな し。
この先生にどうやって恩返しをしたら良いのか…
まず私がピアノを大事に思い続け、弾き続けること。
そして、生徒さんに向かい合う時に、先生に 恥じるようなことはするまいと思います。
レッスンはいつも本気です。熱意で生徒さん を引っ張らなくてはならない時もありますから。
でも、結局先生ご自身に何かお返しすることはできません。
なので、次の世代に還元することで恩返しとすることにしました。
最近の言葉で言うと「恩送り」でしょうか。
それが、この金額の理由です。
もう一つ、私が仕事を始めた時に楽器会社で定められていたレッスン料が
このくらいの金額だったというのもあります。
(当時バイエル上巻:4500円、下巻;5000円、ブルグミュラー5500円)
越谷で教え始めた時、子供さんのレッスン料を決めたのはこれが基準です。
余談ですが。
私は自分で先生運が良いと思っているのですが、
フルートで師事した先生が、やはり一般的な成人のワンレッスンのレッ スン料で
たっぷり2時間はレッスンをして下さる先生で・・・(一般的なレッスンは30~45分)
生徒がその日、何かつかむまで諦めずに辛抱強くご 指導くださる。
これは、私にだけでなく、兄弟弟子たちにも同様だそうです。
さて、私の恩送りは、どこまで続くのでしょう(笑) 前のページに戻る
